国民平和大行進名古屋集中行進・ピースアクションに合わせて、反核・平和をアピールする「第11回平和大好きマラソン」が10日、名古屋市内で行われました。
今年も例年通り、ロングコース37㌔、標準コース24㌔、ショートコース11㌔の3コース。39歳から84歳までのマラソン愛好者ら25人が、集中行進の集結場所の名古屋市中区の若宮広場まで平和の思いを込めて走りました。途中からは雨に見舞われ、ゴールの若宮広場で、びしょ濡れになったランナーをピースアクション参加者が大きな拍手で迎えました。
ランナーは、旧日本陸軍の高射砲陣地跡(南区)や勤労動員学徒、従業員ら多数死亡した熱田空襲の碑(熱田区)など名古屋の戦争遺跡を巡りながら走りました。
スタート前に島崎智子さん(42)は「普段何気なく歩いているところにも、戦跡があったりする。戦没者や当時を思いながら、平和をアピールしたい」。標準コースを走った市川哲寛さん(43)は「毎年参加しています。少しでも走ることで、平和につながればと思う。雨はいやだけど、走ることが大事」と話しました。
(6月12日 しんぶん赤旗)