名古屋市天白区で3日、すやま初美参院愛知選挙区予定候補を招いた、日本共産党点お悪後援会のつどいが開かれました。30人以上が参加し、コーヒーやケーキを食べながら手品や対談を楽しみました。
会の岩佐佳代子さんは、10年ぶりの活動再出発だと述べ、「女性の願いを実現するには、市民と野党の共闘とその芯となる共産党の力が必要。来年の参院選、統一地方選で党を躍進させよう」と話しました。
■ 3児の母と対談
「猫語が話せる」と紹介された、すやま予定候補は、3時の母である天野光子さんと対談しました。コーディネーターの高橋まき子県議予定候補が2015年の安保法制反対の運動、16年参院選、17年衆院選で市民と野党の共闘がどう発展してきたのか問いかけました。
天野さんは、「海外の戦争に子どもが巻き込まれたら大変だ」と立ち上がり、安保法制が通った時、各地で「野党は共闘」のコールをしたことを報告。すやま予定候補は、市民と一緒につくりあげる「囲み街宣」に参加し、「若いママさん、学生さん、みんなの出番だ」と実感したと発言。昨年の総選挙では、突然の逆流・分断にも、共闘を絶対に成功させるんだと市民と一緒に頑張ったこと。その経験が公文書改ざんへの追及や6野党共同の予算組み替え提案などにつながっていることも紹介されました。
■ 質問力のすごさ
高橋予定候補は、来年の参院選で党を躍進させるため、党の魅力を大いに語ろうとよびかけました。
天野さんは、「安保法制の国会論戦で、志位さんがすごくかっこよかった。私たちの味方だと思った」と述べ、「事実を積み重ねる、質問力のすごさ」を強調。さらに「党の人と接するといい人ばかり。あたたかい人が支えている政党だから、市民の願いを届けてくれるんだと思う」とも。
すやま予定候補は、党綱領を紹介し、「どういう社会を目指すのか、目標、理想を掲げ世界に発信している。人類の歴史を一歩でも前にすすめようとしている。そういう生き方をみなさんにもすすめたい」と述べました。
最後に、すやま予定候補は、「女性の声をもっと国政に届けたい。共産党に託したいという大きな流れをどうしてもつくりたい。私自身も背水の陣で頑張り抜き、国会内の力関係を大きく変えたい」と意気込みを語りました。
高橋予定候補は県政報告し、「経済力がありながら、教育、福祉、暮らしにかかる予算が全国最低レベル」だと批判。田口かずと市議は、前回の市議選で史上最高の12議席に躍進し、半数が女性市議だと述べ、党女性市議が論戦をリードして若宮商業高校の閉校方針を撤回させたことを紹介しました。
参加者から「女性の味方になる議員を増やそう」「すやまさん、高橋さんの頑張る姿を見てきた。ぜひ議会に送りたい」など感想が出されました。
(6月4日 しんぶん赤旗)