愛知県阿久比(あぐい)町で2日、安倍9条改憲NO!3000万人署名の目標達成を喜びあい、つどいが開かれました。「9条改憲NO!あぐいの会」会員ら14人が参加しました。
同町の人口は2万8590人(2017年)。人口比25%の7000人分を目標に、昨年12月に会を結成。全戸訪問や駅前宣伝、電話、手紙などで署名への協力を呼びかけ、この日までに7176人分が集まりました。
経験交流で藤井敬史さん(68)は「人口の1%近い、200人以上が署名集めに賛同し、協力してくれた。署名を集めやすい雰囲気づくりや気軽に参加できるつどいを開くなど努力した結果。改憲ノーを突き付けるために、まだまだ集めたい」。「地域住民11人で700人分の署名を集めることができた」と話す男性(81)は「断られたところも、もう1度話せば、変わっているかもしれない。何度も話すことが大事だよね」。田中邦雄さん(92)は、1000軒以上訪問した経験を語り、「4人に1人は絶対目標。いかに大きな国民的運動なのか示すこともでき、署名を広げることもできた」など話しました。
日本共産党の竹内強町議も参加し、「さらに協力を呼びかけ、改憲を絶対に阻止しよう」と語りました。
(6月3日 しんぶん赤旗)