愛知県津島市で27日、つしま九条の会が結成13周年のつどいを開き、80人が参加しました。
事務局の日下秀次さんは「3000万人署名をさらに広げ、安倍首相に改憲ノーを突き付けよう」と呼びかけました。
あいち九条の会事務局長の加藤洪太郎弁護士が「正眼の構え崩さず守り抜く、一人ひとりの命第一」と題して講演。「正眼の構え」とは、剣道で相手の喉元に剣先をあわせる構え方です。
加藤氏は、どんなことがあっても一人ひとりの命を第一に考えなければいけないと強調。「事実を一つずつ調べあげ、安倍首相の前に並べよう。真正面から安倍政権と対峙(たいじ)しよう」、「安倍政権は改憲を諦めていない。3000万人署名を広げて、改憲発議を絶対に阻止しよう」と訴えました。
オープニングでは、戦争を語り継ぐ朗読グループが、「かわいそうなぞう」「ベエが戦争に行った日」など4作品を朗読。涙を流しながら聞く参加者の姿がありました。
(5月30日 しんぶん赤旗)