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安心の医療・福祉を愛知県医労連など白衣姿でデモ

 愛知県医労連、愛知民医連、自治労連県本部の3団体は「看護の日」の12日、名古屋市中区で医師、看護師、介護職員などの大幅増員と労働条件改善、社会保障制度の拡充を求める「ドクター・ナース・介護ウエーブ」に取り組みました。白衣やユニホームを着た医療、福祉、介護労働者ら70人が参加しました。

 スタート集会で主催者を代表して県医労連の石川淳子副委員長は看護師としての自分の勤務体験を述べ、「安心でき、ゆとりを持って看護・介護ができるよう職員の大幅増員、夜勤交代制労働の改善を」と訴えました。

 看護師の池田幹人さんは「県内の看護職員の労働実態調査で7割が慢性疲労を訴え、8割が医療ミスやニアミスを経験している。国会審議中の『働き方改革関連法』は医療・介護労働者の労働改善につながらない」。県社保協の小松民子事務局長は「安倍政権は医療・国会で社会保障改悪を進めている。誰もが安心して医療、福祉、介護を受けられる国の政治を変えていこう」と呼びかけました。

 参加者は「大幅増員で安全・安心の医療・介護を」、「患者・利用者負担を減らせ」と書いたゼッケンをつけ、繁華街をデモ行進しました。

 行進後、職員大幅増員を求める署名、安倍9条改憲NO!3000万人署名、社会保障制度の充実を求める署名活動に取り組み、1時間で300人を超える署名が寄せられました。

(5月15日 しんぶん赤旗)