沖縄県の東村高江ヘリパッドや辺野古新基地建設に抗議の声をあげる名古屋アクションが21日夜、同市中区でありました。90回目を迎え、約30人の市民がスピーチや歌、ダンスで通行人にアピールしました。
参加者が次々とマイクで訴え。歌で訴えた筒井佳子さんは「沖縄が返還されたとき、平和憲法が沖縄にも来ると喜びにあふれた。安倍政権のもとで、再び憲法がないがしろにされ、悲しみでいっぱい」。ギターをひいた神戸郁夫さんは「何も言わなければ社会は悪くなる一方。怒りの声をしっかりとあげていこう」と話しました。
アメリカ人のジョセフ・エサティエ名古屋工業大学准教授は「米兵の暴行事件や北朝鮮問題など、アメリカ人に知ってもらうため発信していきたい」と語りました。
辺野古ゲート前座り込みに参加した女性が現地報告。「おじい、おばあが風雨にも負けず、頑張っている。横暴を許さず、あきらめずに連帯してがんばろう」と訴えました。
恒例の「勝利のラインダンス」には通りがかりの若者も参加し、ラテン音楽に合わせて踊りました。
(4月24日 しんぶん赤旗)