「みんなの要求、みんなで実現」を合言葉に、不当解雇や賃金格差、昇格差別の是正、市民の要求実現を求める第89回栄総行動が18日、名古屋市内で繰り広げられました。市内の労働組合や市民団体、争議団から150人が参加しました。
同行動は1978年から「一人では実現できない要求でも、みんなでいっしょにやれば実現できる」を掲げて始めた一日共闘の市民運動で、40周年を迎えました。
昼休みには繁華街や官庁街など3コースに分かれてデモ行進し、集結集会が開かれる中区・栄ひろばをめざして「8時間働けば暮らせる給料を」「パワハラ・セクハラなくせ」などコールし、沿道の公務員や会社員にアピールしました
集会では、不当な賃金・昇格差別の是正を求める明治乳業争議団、社保庁解体による不当解雇撤回を求める争議団、駅前再開発から公園を守ろうとする古沢公園を守る会が活動を報告しました。
参加者は、「安心して暮らせる雇用の確保」「浜岡原発は即廃炉」「最賃今すぐ1000円、早期に1500円」などをかかげた決議文を採択しました。
朝の出勤時には駅前や会社前でビラ配布、午前と午後には名古屋市、愛知労働局、銀行、税務署、JR東海など15団体への要請行動をしました。
(4月20日 しんぶん赤旗)