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「働く権利手帳」を配布 新入社員を応援宣伝

 愛知県労働組合総連合(愛労連)は2日、県下各地の入社式会場前などで新入社員などを応援するフレッシャーズ宣伝をしました。

 名古屋市中区の地下鉄「伏見」駅前では榑松(くれまつ)佐一愛労連議長ら組合員20人が参加し、入社式に向かう新入社員らに「知っておこう!働くあなたの権利手帳」(全労連作製)を配布しました。

 榑松議長らが「配布している権利手帳は、正規、非正規を問わず、民間、公務など職場に関係なく、働く私たちが、どのような権利を持っているかを紹介しています。労働基準法が変わるたびに新しい改定版を発行しています。賃金や労働時間、労働災害、セクハラ・パワハラ問題も書かれています。何か問題があった時に役立ちます」と訴えました。

 電気メーカーに入社した男性(23)は「新人研修で会社から就業規則は詳しく説明はあったが、労基法は少ししか話がなかった。もらった手帳は何かトラブルが起こった時に役にたつかも」。入社10年目の商社に勤務する男性(33)は「営業職で時差のある外国との交渉で深夜勤務や残業が多い。『働き方改革』法案が話題になっているが、勤務が不規則な営業職の健康を守る内容にしてほしい」と話しました。

(4月4日 しんぶん赤旗)