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運動広げに広げて 豊田市民アクション結成

 愛知県豊田市で25日、学者、弁護士、宗教者ら多彩な14氏の呼びかけで「安倍9条改憲NO!豊田市民アクション」が結成されました。ジャンプアップ集会には80人を超える市民が参加。集会では、5月3日までに10万人分の署名を集めることなどを確認しました。

 呼びかけ人の梅村浩司弁護士がアクション結成の経過を報告し、「安倍9条改憲ノーの世論をつくるためには運動の幅を広げることが大切。署名に取り組む人を広げに広げ3000万人署名をやりとげよう」と訴えました。

 経験交流では「友人・知人190人に返信用封筒付きで署名用紙を送り、次々と署名が届けられている」、「住んでいる県営住宅を全戸訪問し、半数が署名に協力してくれた」「新婦人の赤ちゃん小組の会員が若いママ友から署名を集めている」と報告しました。

 日本共産党の大村義則、根本美春の両市議、社民党県連副幹事長の田中九思雄氏、元県議の小林収氏が参加。大村議員は「安部改憲ノーの一点で共同を広げ、改憲断念に追い込むため全力をつくす」と述べました。

 集会に先立ち、長峯信彦・愛知大学教授が「安倍壊憲vs戦争の教訓・市民の団結・憲法の規範力~自民党改憲 ついにナチスの手口の21世紀的再現か」と題して講演しました。

(3月28日 しんぶん赤旗)