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子の貧困作 充実要求 愛知県議会 わしの議員が質問

わしの県議

 日本共産党のわしの恵子愛知県議は5日の県議会で、子どもの貧困対策として少人数学級の拡充、スクールソーシャルワーカーの増員、学習支援事業の拡大、18歳までの医療費無料化など求め、大村秀章知事や県当局の姿勢をただしました。

 わしの議員は、県子どもの貧困対策検討会議が「義務教育段階での少人数学級の充実を図ること」と提言したにも関わらず、知事の議会提案に反映されていないと指摘。「少人数学級は児童に関わる機会が増えると教員も高く評価している。親の経済状況に左右されず、一人ひとりに行き届いた教育を受けられるようにすべきだ」と少人数学級拡充を求めました。

 平松直巳教育長は「拡充のために、教職員増員や教室整備が必要であり、国の支援が不可欠。国に強く要請していきたい」と述べるにとどまりました。

 わしの議員は、県内の児童一時保護所で少年が自殺した問題を取り上げ、児童相談センターと一時保護所の体制強化を訴え、あり方の見直しを強く求めました。

 ヒバクシャ国際署名について、全国20知事が署名していることを示し、大村知事に賛同するよう求めました。本会議で3度目の質問でしたが、知事は答えませんでした。

(3月23日 しんぶん赤旗)