名古屋市中区栄で18日、沖縄県の米軍新基地建設反対の宣伝が行われました。あいち沖縄会議が呼びかけ、20人以上が参加しました。
参加者は次々マイクを握り、辺野古への思いを訴えました。
沖縄県から土木技師の奥間政則さんがかけつけ、「学者から辺野古の海底に活断層があることが指摘され、沖縄防衛局の地質調査結果の報告書にも明記されている。無関心にならず、沖縄で何が起きているのか見てほしい」と呼びかけました。
名護市出身の具志堅邦子さんは「生まれた地が壊されていくのが怖い。沖縄では憲法よりも日米地位協定が優先されている。辺野古は日本の民主主義を守るたたかいでもある」。何度も辺野古支援に行っている杉下芳松さんは「辺野古の工事には大成、鹿島、清水、大林の大手ゼネコン4社が関わっている。リニア工事で談合した4社だ。税金が食い物にされている。工事から手を引くべきだ」と強調しました。
三線の演奏に合わせて「弥勒世果報(みるくゆがふ)」や「今こそ立ち上がろう」をうたい、通行人にアピールしました。
(3月22日 しんぶん赤旗)