愛知県東海市議選が18日告示(25日投票)され、日本共産党は現職の坂ゆかり(52)、新人の近藤みほこ(60)の2氏が現有2議席確保をめざして第一声をあげました。定数22に24人が立候補する少数激戦です。
本村伸子衆院議員が応援に駆けつけ、裁量労働制のデータねつ造、森友公文書改ざん、文科省の授業圧力などの国会論戦を紹介。「市民と野党の共同をすすめ、真相解明に奮闘しているのが日本共産党です。2人を押し上げ、安倍政治にノーの審判を突きつけましょう」と訴えました。
坂候補は、子どもの医療費無料化の拡大や、地震・液状化地域に建設予定だった新病院の計画変更、新日鉄住金の降下ばいじん対策などの実績に触れ、「企業献金を受け取らない党だからこそ、市民の声をまっすぐ議会に届けることができます」と力説。勇退する辻井タカ子議員の議席を引き継ぐ近藤候補は大型開発優先の市政を厳しく批判し、「県内市トップの豊かな財政力を生かし、暮らし・福祉最優先の市政に変えるため全力をあげます」と決意を述べました。
両候補は、国保税1世帯1万円引き下げ、保育料値下げ、らんらんバス(循環バス)拡充などの公約をかかげています。
(3月20日 しんぶん赤旗)