「森友学園」公文書改ざんをめぐって、安倍内閣退陣や佐川前理財局長、安倍昭恵氏の国会証人喚問を求める緊急街頭宣伝が17昼、名古屋市中区で開かれ、弁護士、宗教者、業者、政党、市民ら60人以上が参加しました。安倍内閣の暴走を止めよう共同行動実行委員会の呼びかけ。
参加者が次々とスピーチ。松本篤周弁護士は「安倍首相の答弁に合わせて、文書が改ざんされたことは明らかだ。現理財局長も否定していない」。天白区在住の西英子さん(80)は「音を立てて民主主義が崩れている。佐川さん、昭恵さんは国会で真実を話してほしい。野党の追及の背後にいる私たち市民一人ひとりが立ちあがろう」と訴えました。
愛商連の服部守延会長は「業者は1年間、領収書1枚まで管理する。国税庁長官にもなった佐川氏は公文書を破棄したと答弁した。適材適所と言って就任させた安倍内閣も辞職すべきだ」。宗教者九条の会の石川勇吉さんは「国民の財産をかすめ取ろうとする連中に憲法を語る資格はない」と語りました。
日本共産党のすやま初美参院選挙区候補は「行政をゆがめ、私物化し、都合が悪い人は排除する安倍内閣退陣の声を大きくしよう」と述べました。
参加者は「安倍やめろ」などプラカードを持ち、コールや歌でアピール。安倍改憲反対の3000万人署名にも取り組み、自衛隊員の息子がいる女性は「国会中継を見ても、野党は本当にがんばっている。国民の命も財産も守る気がない安倍内閣は今度こそ辞めてほしい」と話し、署名しました。
(3月18日 しんぶん赤旗)