福祉保育労東海地本は15日、「福祉職員の賃金・労働条件改善と福祉制度の充実、改憲反対を求める全国いっせい行動」に呼応し、各地でストライキや宣伝、集会を行いました。
名古屋市中区の栄ひろばでは午前10時から午後5時半までロングラン宣伝を行い、保育士ら述べ100人以上が参加しました。
スタート集会で薄美穂子委員長は「愛知県内の保育士の労働実態調査が発表され、サービス残業13時間など時間外労働の常態化が明らかになった。県内で20カ所を超える職場でストライキに立ちあがった。労働環境改善こそ保育・福祉充実の力になる。市民と共同して運動を広げよう」と訴えました。
リレートークで女性保育士らが「残業に追われ、休憩も取れない。自分の健康も家族生活も壊され職場を去っていく仲間が多い」、「福祉の仕事に誇りを持っている。いつまでも働き続けられる職場にしたい」、「平和こそ最大の福祉。『戦争への道』を歩む9条改憲に反対」と訴えました。
朝のストライキを終えて駆け付けた女性は「保護者から『連絡のお便りづくりなど保育以外の仕事もあって大変ですね。給料が上がり、人も増えるよう応援しています』と激励された。父母と力を合わせ取り組みたい」と話しました。
(3月16日 しんぶん赤旗)