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勝利へ全力 東海市議選 豊かな財政を暮らし応援へ

坂ゆかり予定候補(52)=現

近藤みほこ予定候補(60)=新

 愛知県東海市議選が18日告示(25日投票)されます。日本共産党は現職の坂ゆかり(52)、勇退する辻井タカ子議員と交代する近藤みほこ(60)の両氏が現有2議席確保に全力をあげます。定数22に有力25人が立候補を予定する少数激戦の様相です。

 党が昨年実施した市民アンケートには500人を超える市民から回答が寄せられました。「国保税が高くて払えない」、「洗濯物が黒く汚れる。降下ばいじんの解決を」、「誰もが利用できるらんらんバス(巡回バス)に」など切実な要求がびっしり。「暮らしはどうか」の問いには5割以上が「悪くなった」と回答。「良くなった」はわずか3%でした。

 市の財政力(2016年度財政力指数)は県内4番目ですが、自民や企業系、公明党議員が支える現市政は、西知多道路関連事業や大型観光ホテル誘致建設への巨額補助金など大型開発に使い、一方で学校給食センター調理室の雨漏りなど市民の暮らし・福祉は後回しになっています。

 党市議団は市民と力を合わせ、学童保育を6年生まで拡大(3年生以下無料)、就学援助の新入学準備金の増額と入学前支給、らんらんバスの75歳以上無料を実現しました。新日鉄住金の、たびたびの火災・爆発事故や、降下ばいじん問題では国会議員団と協力して再発防止と原因究明を求めてきました。

 両予定候補は▽国保税の引き上げ反対▽子どもの医療費無料化を18歳まで拡大▽老朽市営住宅の建て替え、新増設▽住宅・店舗のリフォーム助成制度創設などの公約を掲げ支持を訴えています。

 党と後援会は「市議選は、日本を『戦争する国』にする憲法9条改悪など安倍政権の暴走にノーの審判を下す選挙」、「豊かな財政力を安心の子育て、若者応援・介護充実に」と強調。必ず2議席を確保しようと宣伝、対話・支持拡大、党勢拡大に奮闘しています。

(3月9日 しんぶん赤旗)