名古屋市瑞穂区で4日、第20回瑞穂母親大会が開かれ、子どもを含め100人以上が参加しました。
実行委員長の佐伯三葉さんは「安倍政権のもとで強者優先の流れが強くなっている。弱者を大切にしたいという母親の思いで連帯し、運動を広げよう」と話しました。
日中韓共同平和絵本「へいわってどんなこと?」の作者、浜田桂子さんが講演。絵本『あやちゃんのうまれたひ』など朗読し、「『生まれてきてよかった』と思える子どもたちの自尊心を大事にすることで、他者の命に共感できる子になる。これは平和構築で最も大事なこと。子どもたちに絵本を読んであげることが手助けになる」と話しました。
安保関連法廃止戦争をさせない瑞穂区の会の土井敏彦共同代表が、「3000万人署名を区内1万人めざし、改憲発議を阻止しよう」と呼びかけました。
「子どもたちに明るい未来を手渡すために力をつくそう」と集会アピールを採択。バザーやうたごえ、フラダンスもありました。
参加した保育士の堀江京子さん(62)は「絵本はカラフルに平和への思いが描かれ、すごくよかった。子どもたちと一緒に読みたい」と話しました。
(3月7日 しんぶん赤旗)