愛知県一宮市や尾張北部地域の九条の会でつくる「一宮・尾北9条の会連絡会」は18日、13周年記念の「憲法9条平和のつどい」を江南市で開催しました。会員ら650人が参加しました。
オープニングでは、尾張地域市民100人のコーラスと犬山市の奥田しげみさんの歌声が響きました。
首都大学東京の木村草太氏が「今後の憲法9条」と題して講演しました。安倍首相の9条改憲について、「3項に自衛隊の任務として個別的自衛権を書き込むとすれば、集団的自衛権を認めた安保法制は違憲となる。集団的自衛権を書き込むとすれば、国民投票では否決され、国民が安保法制にノーを突きつける。安倍首相はこういうことがわかっていないんじゃないか」と話しました。
参加者から「やっぱり安倍首相の言っていることはおかしいということがわかった」「憲法9条を変えさせないために、3000万人署名に取り組みたい」「100人のコーラスは圧巻でした」など感想が出されました。
(2月24日 しんぶん赤旗)