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やとみ市民アクション結成 あらゆる場所で署名広げよう

 愛知県弥富市で12日、「9条改憲NO!やとみ市民アクション」の結成集会が開かれ、19歳の大学生から92歳まで76人が参加しました。

 弥富市の長老有識者「芳寿会」の大島静雄代表、弥富9条の会の川口勝代表らの呼びかけにこたえたもので、服部彰文市長からも激励のメッセージが寄せられました。

 大河内美紀名古屋大学大学院教授が講演。「9条2項があることで、海外での武力行使がおさえられてきた」と強調し、「憲法の文章そのものと、解釈を含めた憲法の2つがある。安倍内閣によって解釈は変えられたが、憲法によって権力が縛られることに変わりはない。自衛隊を書き加えることで、憲法が大きく変えられることをみなさんでしっかりかんがえてください」と述べました。

 交流集会では、呼びかけ人の佐藤昌代さんが300人分の署名を集めた経験を報告し、「友人や知人に次々と声をかけ、ほとんどの人に署名してもらった。一歩踏み出して、まわりに訴えよう」と話しました。

 結成にあたって、「立場の違いを超えて、あらゆる場所で署名を広げよう」とする会則を参加者全員の拍手で確認しました。

(2月17日 しんぶん赤旗)