愛知宗教者九条の会は9日昼、名古屋市中区栄で宗派の違いを超えて10人が集まり、安倍9条改憲ノー3000万署名を呼びかけました。
参加者は代わる代わるマイクをもち、真宗大谷派住職の石川勇吉さんは「憲法9条に自衛隊が書き込まれればアメリカの戦争に自衛隊を参加させることになり、自衛隊員の命が危惧される。絶対に許してはならない」と訴えました。
名古屋キリスト協議会の松浦剛さんは「かつてキリスト者が戦争に協力した。深い反省をしなければならない。憲法9条は国宝だ。絶対守らねばならない」。天理教の橋本克己さんは「憲法9条によって72年間、日本は戦争で人を殺したことがない」。浄土宗住職の中野見夫さんは「戦争が始まれば生きるものすべての生存権が奪われる。憲法9条を守るために、ぜひ署名を頂きたい」などと述べました。
呼びかけに応じ署名した女性は、「難しいことはよくわからないが、とにかく戦争だけはいや」と話しました。
(2月11日 しんぶん赤旗)