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市民と野党つなぐ会@尾張旭 改憲阻止へ思い交流

 市民と野党をつなぐ会@尾張旭は27日、愛知県尾張旭市で「どうしたら安倍9条改憲をやめさせることができるか」と語り合う集いを開きました。野党議員や市民約90人が参加し意見を交流しました。

 同会世話人の久野孝則さんは、「安倍政権のもとでの改憲はいっさい認めない。この1年、立憲野党の人たちと一緒に阻止する運動を進めていきたい」とあいさつしました。

 日本共産党の本村伸子衆院議員、立憲民主党の山尾志桜里衆院議員、自由党愛知県連顧問の松本和夫さんが参加して訴え。

 本村議員は、「頑張っている自衛隊を憲法に書くだけ」という安倍首相に対し、憲法に自衛隊を明記すれば9条2項が空文化しアメリカと一体に海外で無制限の武力行使ができるようになってしまうと指摘。NHK世論調査で9条改憲は必要ないという人がこの15年で52%から57%に増えていると示し、「みなさんの動きが世論をつくっている。安倍政権は世論誘導もして改憲発議を狙ってくるが、改憲派の人にも『安倍改憲はダメだよね』と語り改憲発議の阻止へ力を合わせたい」と呼びかけました。山尾議員は「安倍改憲発議そのものを止めていくことが大事」と語りました。

 会場から参加者が発言し意見を交流。「3000万署名を持って訪問している。孫も自分の力で署名してくれた」「北朝鮮の危機をあおって改憲が提起されているが、改憲すれば日本が戦争やテロに巻き込まれる危険がますます高まる。戦争しない、戦力を持たない9条の精神を大切に訴えたい」「次の世代のためにどんな日本を残したいかというビジョンを語ることが必要では」などさまざまな声が出されました。

(1月30日 しんぶん赤旗)