「市民と野党が手をつなぎ、安倍9条改憲をストップさせよう」と28日、名古屋市天白区で集いと街頭宣伝が行われ、野党6党の代表や市民約80人が参加しました。主催は「みんなが主人公の政治をつくる市民アクション@愛知3区」。
集いでは若者やママなどが発言し、安倍9条改憲NO!3000万署名の取り組みなどを交流。「自分がなぜ憲法を大事に思っているかを言語化し、『あなたと憲法』を広めていくことが署名成功のポイントでは」(学生)、「『いのちを守る署名』として、楽しく普通の人も集めたいと思えるような取り組みを進めている」(昭和区)などの発言がありました。
日本共産党から井上さとし参院議員が参加。国民の多数が9条改憲に反対の中、憲法を私物化し改憲を急いでいるのは安倍首相だけだと指摘し、「3000万署名で安倍政権を包囲し発議を阻止しよう。国会内外で力を合わせ憲法9条守り生かすためにがんばります」と訴えました。
愛知3区で野党共闘候補として当選した立憲民主党の近藤昭一衆院議員は、「憲法は一字一句とも変えさせてはいけない。何としても発議をさせない」「立憲野党力合わせともにがんばっていく」と決意を述べました。
社民党、新社会党、緑の党、自由党の各党も訴え。濵嶌将周(はまじま・まさちか)弁護士が安倍改憲について解説し、呼びかけ人の小島高志弁護士があいさつしました。
集い後、地下鉄植田駅前でさっそく宣伝。雪のなか3000万署名を呼びかけ、「武器を持って戦争するようになるのはだめ」と高校3年生(18)などが署名しました。
(1月29日 しんぶん赤旗)