愛知県春日井市のJR春日井駅南北連絡通路で20日、「ヒバクシャ国際署名」の署名行動が行われました。ヒバクシャ国際署名推進春日井連絡会のメンバー8人が参加し、1時間ほどの行動で29人分の署名が集まりました。
メンバーは、「世界から核兵器をなくしましょう」「日本政府に核兵器禁止条約に参加させましょう」「一人ひとりの署名が大きな力になります」と訴え。
中高生が署名する姿も見られました。高校1年の男子高校生は政治経済の授業で核兵器禁止条約の話を聞いたと語り、「唯一の被爆国としては、参加しなきゃいけないんじゃないかと思います」と話しました。
元労働組合幹部の男性は「安倍1強で一つに偏るのはよくない。いろんな意見があってもいいと上司と話していた」と述べ、署名しました。
仕事帰りに署名した会社員の男性(40)は「同じ思い、本当は手伝いたい。仕事で手いっぱいだけど、やれることはやりたい」と語りました。
メンバーの秋田錦一さん(82)は「戦争させない平和をつくることが我々の世代の使命。若い人が積極的に署名してくれる。運動の励ましになる」。同会事務局長の西岡久男さんは「8月に会を結成し、毎月20日定時定点で続けてきた。先月までに市内で6224人分を集めました。人口の過半数が目標。やり遂げたい」と意気込みを語りました。
(1月23日 しんぶん赤旗)