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元気に働ける社会へ 愛労連 パート臨時連が集会

 愛知県内の「パート・臨時・非常勤」で働く人たちが元気で働き続けるためにはどうすればいいかを交流する集会が18日、名古屋市港区で開かれ、33人が参加しました。

 主催は愛労連パート・臨時労組連絡会。鈴木常浩代表幹事が「安倍政権下で正規・非正規の差別、格差が広がっている。お互い励まし合い、元気で健康に働ける社会にしていこう」とあいさつしました。

 各地でたたかう労働組合が活動報告。郵政産業労働者ユニオンの男性は非正規社員の手当や休暇など正社員との格差是正を求める訴訟で「9月14日に東京地裁で格差是正の判決を勝ち取った。正規20万人、非正規19万人が働く大企業に対する画期的な判決。引き続き、控訴審などたたかっていきたい」。名古屋大学職員組合の女性は、「大学側が、非常勤に筆記試験を行い、不合格者は雇止めする不当な案を提示してきたが、組合で千人以上の反対署名を集め、筆記選抜は中止になった。今後も注視したい」と話しました。

 働く女性の6割が非正規労働の中で、女性が生きいきと働けるよう男女ともに女性の身体機能を知ってほしいと咲江レディスクリニック・丹羽咲江院長が「体が元気で心も元気」と題して講演。「怒らず、イライラしないことが健康でいることの究極のテーマ」と話しました。

(11月24日 しんぶん赤旗)