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組合入り安心の生活へ 愛労連地域総行動120カ所で訴え

 「安心して働こう! 労働組合に入って『無期雇用』へ」―。愛知県労働組合総連合(愛労連)は16日、県内各地で秋の地域総行動に取り組みました。会社員らが利用する主要駅頭120カ所以上で早朝や夕方に宣伝。デモや労働法制学習会、要求交流会など多彩位に行動しました。

 北区・大曾根駅では朝、年金者組合や医労連の人たちが集まり、「無期雇用転換5年ルール」が始まることを知らせるビラ入りティッシュを配布。30分ほどで800個を配りました。

 マイクを握った年金者組合名古屋北支部の浅井訓臣さんは、「正社員じゃなくても労働組合に入れます。『無期転換ルール』を口実に雇い止めする違法、脱法行為をやめさせ、安心で安定した生活を続けるために労働組合にためらわず入りましょう」と呼びかけました。

 愛労連の関久一さんは、「労働契約法改正により来年度から『無期転換ルール』が本格化されます。契約社員、パート、アルバイトで、同じ事業者の下で通算5年以上を超えて働いた場合、期間の定めのない労働契約に転換でき、雇用の心配がなくなし、安心して働き続けられます。しかし、労働者から事業主に申し出る必要があります。多くの労働者に周知していきたい」と話します。

(11月18日 しんぶん赤旗)