「きょうこの場所から立憲主義を再始動し、安倍改憲を止めていきましょう!」。12日夜、名古屋駅前で市民と4野党国会議員が声を上げました。時間がたつごとに足を止める人の輪が広がり、駅前は約500人の熱気に包まれました。
主催は、市民連合@愛知と、市民と野党をつなぐ会@愛知。日本共産党の本村伸子衆院議員、立憲民主党の近藤昭一衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、自由党の山本太郎参院議員が市民らと並ぶと大きな拍手が湧きました。
本村氏は「憲法9条を変えれば自衛隊員の命を危険にさらすことになる。みんなの力で平和憲法の危機を乗り越えましょう。被爆2世として人生をかけて頑張り抜きます」と熱く訴え。近藤氏は「立憲主義を守る根本を絶対に変えさせてはならない」、福島氏は「民主主義の力で安倍政権が改憲発議をできない状況をつくろう」、山本氏は「権力者を縛るのが憲法。憲法を守らない人が憲法を変えるなんて許されない」などと訴えました。
学生やママ、日進市の市民派市議4人も登壇し「議会での仕事ができるのは平和だからこそ。次の世代に憲法9条をつなぎたい」「誰の子どもも殺させないために今行動を」とスピーチ。市民連合@愛知よびかけ人の田巻紘子弁護士は「15年弁護士として働き、憲法を変えたいと思ったことは一度もない。生活を支え、戦争を止める力をもつ憲法を守りたい。仲間を増やし国会議員、地方議員と協力して安倍改憲を止めよう」と呼びかけました。
(11月14日 しんぶん赤旗)