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安倍9条改憲にノー 青年らがデモ行進

 名古屋市北区の上飯田南公園で10日夜、「安倍9条改憲NO!」の集会・デモが行われ、保育士や労働者、市民ら100人を超す参加者が「3000万署名をやり抜こう。地域の集会に参加しよう。人とつながろう」とコールし、デモ行進しました。

 名北福祉会労組、北医療生協労組などでつくる実行委員会主催。

 名北労連の熊谷茂樹さんが「立憲主義守れ、安倍政権のもとでの改憲反対の声をあげ続けよう」と訴えました。日本共産党の大野宙光氏、立憲民主党の吉田統彦衆院議員の秘書が参加し、連帯のあいさつし、自由党からメッセージが寄せられました。

 若者たちが次々マイクを握りました。4歳、2歳、3カ月の子供と参加した垰(たお)野奈さん(27)は「戦争の当事者は政治家じゃなくて、私たちの子ども。大事なことが強行採決で決められることに怒りを感じる」。

 4月から市立保育園で働く女性(23)は「現場は常に人手不足。安全で質の高い保育ができるのか不安。憲法を守りたい」。北医療生協労組の中根達仁さん(28)は「憲法は私たちの身近にある。3000万署名に取り組み、憲法守れの声を国会まで響かせよう」と話しました。

 参加者は、ちょうちんやボードを持ち「安倍政権は改憲やめろ」「自衛隊員に戦争させるな」とコールし、デモ行進しました。

 デモ初参加の浅野明里さん(22)は「緊張しました。都市部だけじゃなくて、地域の行動も大事ですね」と語りました。

(11月12日 しんぶん赤旗)