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擁立を見送り自主投票発表 名古屋市議補選

 日本共産党愛知県委員会は6日、10日告示の名古屋市議補選(19日投票・定数1、東区)について市役所で記者会見し、候補者擁立を見送り、自主投票とすることを発表しました。

 補選は、河村たかし市長率いる減税日本の市議が、総選挙に希望の党から立候補したため、欠員補充するもの。

 石山淳一書記長は、総選挙で東区を含む愛知1区では、立憲民主党の吉田統彦氏を野党統一候補として支援してたたかい、自民候補は上回らないものの、希望候補を上回り、比例復活で当選したことを強調。名古屋市政については、立憲民主党県連が立ち上がったばかりで一致点を見出すのはこれからだが、「定数1の補選で立憲民主党候補とたたかえば有権者からすると大変わかりにくいものとなる」と説明。

 立憲民主党予定候補とも意見交換し、「福祉・暮らしの充実をはかることや市民不在の市議報酬の再考を求めることなど一致点を見いだせた」と述べました。

(11月7日 しんぶん赤旗)