全日本年金者組合愛知県本部は25日、若い人も高齢者も安心できる年金制度を求めて「年金一揆2017」愛知中央集会が名古屋市中区で開きました。
会場には「3000万署名で憲法守り、安倍内閣打倒」、「市民と野党の共同で安倍政権打倒」と書いた、むしろ旗が掲げられ、「年寄りをいじめないで」、「みんなための政治を取り戻す」のゼッケンを付けた人たち約150人が参加しました。年金一揆は一宮・尾北、東三河の両地域でも開催。尾張旭市では28日に予定しています。
主催者あいさつに立った伊藤良孝委員長は「安倍政権による、年金切り下げ、社会保障の大改悪、改憲は許されない。平和と民主主義を守り、社会保障充実へ声をあげよう」と訴えました。
愛労連の鈴村紀代子副議長、ヒバクシャ国際署名を進める愛知の会の大村義則・県原水協代表委員、愛知社保協の小松民子事務局長が連帯のあいさつをしました。
参加者は「国政の民主化、辺野古新基地建設阻止、原発からの撤退、医療・介護の改悪を阻止し、核廃絶と3000万署名を推し進め『戦争法をする国づくり』にまい進する自公と補完勢力の退陣を求める」との決議文を「怒」のボードを掲げて採択。集会後、「福祉をよくせよ」「憲法9条守れ」と唱和しながら繁華街をパレードしました。
行進に参加した女性(72)は「総選挙の結果、安倍政権が続くことになったが、あきらめてはいけない。市民と野党が結束して草の根からの運動で安倍政治を変えていかねばならない」と話しました。
(10月27日 しんぶん赤旗)