比例東海ブロックで再選された本村伸子衆院議員は25日、愛知県新城市に入り、29日投票の市議選(定数18)で日本共産党の複数議席実現をと訴えました。
スーパー前で本村議員は現職の浅尾洋平、新人の川合まもる両候補が街頭演説すると、沿道に集まった支援者から大きな拍手が寄せられ、車からの手振りも多くみられました。
本村議員は、総選挙再選の報告と感謝の思いを述べ、市民と野党の共闘に継続して奮闘するとして「国会内外での共闘で、安倍首相の改憲を絶対にストップさせる」と強調。消費税増税されれば、価格転嫁できない市民病院の経営は悪化するとして「医師、看護師、診療科充実を求める市民の願いに逆行する。消費税増税反対の声をあげる共産党2議席を実現させてください」と呼びかけました。
愛知14区候補として奮闘した金原信之氏も訴えました。
浅尾候補は、前回選挙で議席空白を克服し、一人議員として議会改革に奮闘したことを紹介。「ボロボロでけが人がでる学校プールや産廃施設の悪臭など問題が山積し、子どもやお母さんたちが苦しんでいる。子育てしやすい町づくりに全力で取り組みたい」と話しました。
川合候補は、市民の声を聞かず、情報公開もしない議会への怒りは強いと述べ、「市民病院の充実や災害対策が急務。県の土木技師45年の経験を市民のために役立てたい。複数議席で議案提案権を実現し、市民の声が届く議会にしたい」と決意を語りました。
産廃処理場近くに住む女性(37)は両候補の訴えを聞き、「悪臭対策に真剣に取り組んでいるのは共産党だけだと周りにも呼びかけ、2人を当選させたい」と話しました。
(10月27日 しんぶん赤旗)