日本共産党愛知県委員会は18日、子育て世代向けの「核兵器禁止条約」学習会を開催し、井上哲士参院議員が採択時の国連会議の様子など報告しました。中野たけし衆院東海比例予定候補も参加しました。
学習会は、日ごろ子育てに追われ、「ニュースや新聞も見れない」、「社会から孤立している気がする」、「子ども連れでも気軽に参加できる学習会があったらいいのに」などの声にこたえたもの。ママパパ25人、子ども18人が参加。子どもたちは、折り紙や保育士が絵本を読むなど楽しみました。
井上議員は、条約が採択された7月7日の国連会議に党代表団として参加したことを紹介。「国際政治の主役が一部の大国から、圧倒的多数の諸政府と市民社会に交代した。これは、70年に及ぶ被爆者を中心にした世界の運動の集約」、「核兵器は『悪の烙印』を押され、保有国は追い詰められている。条約に背を向ける安倍政権から、市民と野党の共同で核兵器のない世界に貢献できる政府に変えていこう」と話しました。
参加者から、条約の発効や賛成国などの質問が出され、井上議員は一つひとつ丁寧に答えました。
学習会後、1児の父親でもある中野予定候補を囲み、日ごろの子育ての悩みや保育、原発問題などざっくばらんに語りました。中野候補は、「28日召集の臨時国会冒頭で解散総選挙が濃厚になりました。党議席が伸びれば、子育て応援の大きな力になります。比例東海3議席を勝ち取るために支援をお願いします」と話しました。
(9月22日 しんぶん赤旗)