愛知県新城市の日本共産党市委員会は16日、しまづ幸広衆院議員を迎え、総選挙と市議選(10月22日告示・29日投票、定数18)勝利めざし、悪臭問題の集会と街頭宣伝に取り組みました。
県企業庁が造成した新城南部企業団地にある産業廃棄物堆肥化工場の悪臭が大問題になっており、集会は用意した席が足りないほどの参加者でした。しまづ議員は、国会での初質問が悪臭問題だったことを紹介。「市には年間300件以上の苦情があり、市民の生の声は誰も否定できない。この声を国会へ届け、生存権や幸福追求権という憲法に照らし合わせ、法律をかえていかなければいけない」と述べました。金原のぶゆき愛知14区予定候補も決意を表明しました。
下奥奈歩県議は「許認可権は県にあり、監視、指導責任は県にある」と強調しました。
浅尾洋平市議は9月議会での質問を紹介し、「人口減少に歯止めをかけ、暮らしを守るため、あきらめずに希望をもって解決していきたい」と話しました。川合まもる市議予定候補が司会をしました。
参加者から、「操業前から反対署名を集めたのに、県が認可した。悪臭問題を取り上げてくれているのは共産党だけだ」「市民の声を議会に届ける共産党の議席を絶対増やそう」など期待の声が寄せられました。
スーパー前の宣伝では「総選挙で比例東海ブロックを3議席に、市議選で1議席から2議席に増やし、安倍政権を退陣に追い込もう」と呼びかけました。
(9月20日 しんぶん赤旗)