ニュース

市民の声聞く市政へ転換 知多市長選 黒川氏が第一声

 愛知県知多市長選挙が17日告示(24日投票)され、「市民のくらしと市政をつなぐ会」から黒川ちかはる氏(75)=無所属、日本共産党推薦=が第一声をあげました。出発式には、日本共産党の島津ゆきひろ衆院議員、長友ただひろ衆院8区予定候補、久野たき、中平猛両市議が応援に駆けつけました。

 選挙戦は、現職の宮島寿男氏(69)=自民、民進、公明推薦=との一騎打ちです。

 黒川氏は、現市政について、「決まったことを市民に伝えるだけで、市民不在の市政だ。これでは、国民の意見に耳を傾けない安倍政治と同じだ」と批判。リニア開通を見込んだ、市役所庁舎移設を含む朝倉駅周辺整備計画を白紙撤回することをはじめ、▽今年春に有料化された指定ゴミ袋の無料配布▽小中学校の給食費無料化▽75歳以上の医療費無料化▽家賃補助など若者支援―など重点政策を述べ、「市民の意見を聞かない市政から、市議7期28年の経験を生かし、市民とともに町づくりを考える市政へ転換していきたい」と訴えました。

(9月19日 しんぶん赤旗)