名古屋市緑区で2日、日本共産党緑区委員会が、すやま初美参院選挙区予定候補を招き、「核兵器のない世界へ何ができるか」考えるつどいを開催。
青年から高齢者まで20人が集まり、さはしあこ市議が参加しました。
すやま氏は、長崎で行われた原水爆禁止世界大会に参加したことを報告。国連で核兵器禁止条約が採択された歴史的な大会だったと述べ、「小さな国が世界を動かす大きなエネルギーを持っている。核兵器をなくそうと世界が動いているのに、安倍首相は条約に背をむけ、ヒバクシャ国際署名にサインしない。今こそ核兵器廃絶の先頭に立つ新しい政府をつくる時だと確信した」と話しました。
8月30日に亡くなった長崎の被爆者、谷口稜曄(すみてる)さんの活動に触れ、「核兵器をなくしたいという強い思いは多くの人に引き継がれている。ヒバクシャ国際署名を積み上げ、核のない世界を実現しよう」と呼びかけました。
報告を聞いた農業の男性(34)は「平和問題は縁遠いと思っていたけど、被爆者の話を聞くと本当に怖いし、身近な問題だと思う。戦争は始まればだれにも止められない。次の世代に核兵器のない世界をつなげていきたい」。別の男性(42)も、「核兵器は破壊するだけで、何も生み出さない。早くなくすべきだ」と話しました。
(9月8日 しんぶん赤旗)