愛知県豊橋駅前で3日、恒例の「アベ政治を許さない」スタンディング行動がありました。約30人がプラカードや自作の看板を持ち寄り、駅利用者にアピールしました。
主催の「安保法制の廃止を求める東三河の会」は、作家・澤地久枝さんの呼びかけに呼応し、2015年7月から毎月3日に行動しています。同会メンバーの垣内暎恵さん(74)は、「安倍首相に負けてられない。退陣するまでやり続ける。悪政を推進する内閣改造じゃなくて内閣退陣を表明してほしい」と話しました。
参加者は「一緒に立ちませんか」と通行人に呼びかけました。名古屋市在住の青年(29)が「何かさせてください」と飛び入り参加し、「共感した。安倍首相になってから何か日本がおかしい気がする」。さらに、「北朝鮮とアメリカのケンカに日本が巻き込まれるのはばからしい。ミサイルが飛んできても何かできるとは思えない。飛ばさないように努力するのが国の仕事じゃないの。みなさんの行動をSNSで拡散したい」と語りました。
「核兵器をなくすために、日本もアメリカも北朝鮮も、まず話し合いのテーブルにつかせよう」とヒバクシャ国際署名も呼びかけ。署名に応じた男性(60)は、「あの人(安倍首相)に何もかも腹がたつ。何かできることをやりたいと思っていた」と述べました。
(9月5日 しんぶん赤旗)