愛知県春日井市の平和委員会や被爆者支援ネットなどの呼びかけで「ヒバクシャ国際署名推進春日井連絡会」の結成総会が27日、同市内で開かれ、33人が参加しました。県内の連絡会結成は7月30日の「ヒバクシャ国際署名をすすめる愛知県民の会」に続いて2番目。自治体では最初の結成です。
同準備会の西岡久男さん(市平和委員会事務局長)が準備会の経過を報告し、連絡会結成と活動や財政などの申し合わせ事項、水野秋恵さん(県原水爆被災者の会事務局長)ら8人の世話人が確認されました。
今後の取り組みとして▽賛同団体や個人を広げる▽署名活動の情報交流へニュース発行▽街頭署名に旺盛に取り組み多くの市民に訴える▽学習会や集会を開く―などを決めました
参加者から「2015年の国連・核不拡散条約(NPT)再検討会議にあわせて取り組んだ『核兵器全面禁止のアピール』署名は市民の過半数を超える署名が集まった。ヒバクシャ国際署名も市民の過半数を集めよう」、「ヒバクシャ国際署名に隣の小牧市長など県内21市長が署名した。会として春日井市長に署名するよう申し入れよう」、「9月20日から、国連で核兵器禁止条約の発効にむけ各国の署名が始まる。9月20日に大規模な署名宣伝をやろう」の意見が出されました。
結成総会に先立ち、新婦人春日井支部の林駒子さんがスライド写真を使い、長崎市で開かれた「原水爆禁止世界大会2017」の報告を行いました。
(8月30日 しんぶん赤旗)