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安倍政権退陣させよう 一宮で中野予定候補ら訴え

 日本共産党の中野たけし衆院東海比例予定候補は24日、党愛知県委員会が全54市町村をめぐる第4次全県キャラバンに参加し、猛暑の中、一宮市のスーパー前、住宅街、駅前など6カ所で「野党と市民の共闘の発展、総選挙で比例東海ブロック3議席獲得を」と訴えました。尾関宗夫、彦坂和子両市議も参加しました。

 中野予定候補は、軍事的緊張が高まる北朝鮮問題に触れ、「対話による解決を模索する動きが出ており、日本政府は今こそ、アメリカと北朝鮮の間に立って直接対話。緊張緩和の役目を果たさなければいけない」と強調。「都議選の自民敗北は国民の怒りの現れであり、内閣改造で取り繕うのではなく、解散・総選挙で国民に信を問うべきだ」と述べ、安倍首相の改憲スケジュールは変わってないこともあげ、「野党と市民の共闘をさらに発展させ、改憲派を少数に追い込み、安倍政権を退陣させよう」と訴えました。

 尾関、彦坂両議員は、「憲法9条と住民の暮らしを守るために、比例東海3議席獲得を」と呼びかけました。

 高校生がチラシを取りに来たり、児童が手を振ったりする姿も。駅前で訴えを聞いていた70代の女性は、「自衛隊の日報問題など疑惑をうやむやにするのは許せん。稲田さん(元防衛相)は議員辞職しないかん。一宮空襲は本当に地獄だった。あんな戦争する時代に戻しちゃいかん」と話しました。

(8月26日 しんぶん赤旗)