愛知県西尾市で18日、日本共産党の武田良介参院議員を招いた党創立95周年のつどいが開かれ約50人が参加しました。
武田議員は、都議選での党躍進に触れ、「戦争する国づくりをすすめ、疑惑にふたをする安倍政権に審判が下り、党への期待が寄せられた」と強調。オスプレイの墜落事故や核兵器禁止条約への安倍政権への対応に触れ、「どこの国の首相なのか。アメリカ言いなりの政治だ」と批判。「国民無視の安倍政権の本質が見抜かれ、追い詰められている。野党共闘を発展させ、比例東海ブロック3議席の実現で安倍政権を打倒し、国民のための政治に変えよう」と呼びかけました。
6月の市議選で、1増の2議席を高位当選で果たした前田修、牧野次郎両市議があいさつ。前田議員は「PFI事業や産廃処分場など市民無視の市政運営に市民の審判が下った。PFI見直しの新市長が誕生し、前市長派の議員も票を減らした」。牧野議員は「道理と真実が明らかになれば自民党政治を打ち砕ける確信を得た。党創立100周年を大きな党で迎えよう」と話しました。
元党副委員長の田中邦雄さん(91)が西尾市の草の根運動を紹介。「戦前の治安維持法下で10代女性労働者ら80人のストライキなど権力に立ち向かってきた地域。大いに自身を持って運動してください」と述べました。
参加した男性(68)は「保守の地域だと思っていたので、運動の歴史に驚いた。市民の声で政治が動くことを実感した。西尾でも野党と市民の共闘をつくっていきたい」と話しました。
(8月20日 しんぶん赤旗)