第26回「あいち・平和のための戦争展」が10~13日、名古屋市東区の市民ギャラリー矢田で開かれ、約1500人が訪れました。主催は、県内で戦争体験を記録、伝承する市民グループや平和運動に取り組む約50団体でつくる実行委員会。
40団体の運動報告や資料など約850点を展示。特別企画は日中戦争で従軍写真を撮り続けた故村瀬守保さんの写真展です。講演や歌、戦争体験の語り部の催しもありました。
倉橋正直実行委員会代表は、「戦争法や核兵器禁止条約で平和問題に注目が集まっている。戦争の悲惨さや平和の尊さを若い世代に伝えていきたい。そのための、それぞれの団体の運動の結集の場です」と話しました。
愛知平和遺族会の緒川文子さんは、会で肉親の軍歴を調べる運動を行っていることを紹介しました。
(8月17日 しんぶん赤旗)