広島市に原爆が投下されて72年の6日、愛知県内各地で反核・平和を願い、マラソンや鐘つきなど多彩に取り組まれました。
名古屋市昭和区の鶴舞公園では第17回あいち反核・平和マラソン&ジョギング大会が開かれ、15人が参加しました。主催は新日本スポーツ連盟愛知県連盟ランニング協会。
青木正雄会長は「国連で核兵器禁止条約が採択され注目されている。核のない平和な世界になるようアピールしながら走ろう」とあいさつ。「ランナーズ9条の会」のゼッケンをつけた男性(83)は「毎年、核兵器廃絶、平和を願って参加している。平和だからこそスポーツが楽しめる」。初めて参加した女性(41)は「原爆投下の日に何かしたいと思っていた。趣味のランニングを生かしてアピールできるのがうれしい」。
一宮市萩原町の正瑞寺(しょうずいじ)では、萩原9条の会の呼びかけで午前8時15分から鐘をつき、原爆と戦争の犠牲者に黙とうしました。日本共産党の、いたくら正文・衆院愛知10区予定候補が参加しました。
原水爆禁止犬山協議会の人たちは寂光院で鐘つき後、名鉄犬山駅でヒバクシャ国際種名に取り組みました。
(8月8日 しんぶん赤旗)