名古屋市東区のJR大曽根駅北口広場で7月30日、市民と野党をつなぐ会@愛知1区が野党代表らとともに、野党共闘の発展と総選挙勝利、安倍政権退陣を訴えました。1区住民ら100人以上が参加しました。
呼びかけ人の落合範貞さんは、「今こそ市民が力を合わせて政治を変えよう。市民の声に耳を傾ける候補者を1区から当選させるために力を結集させよう」と話しました。
国会での国民置き去りの審議を再現する「コッカイオンドク」が行われました。委員長役の岩中美保子さんは、「国民が理解できない審議のまま、戦争法の具体化がますます進められている。音読を通じて、安倍政権退陣にみなさんと一緒に力を尽くしていきたい」と語りました。
地域で戦争法に反対する運動を展開させる住民らもマイクを握りました。北区の本田直子さん(70)は、「愛知県が戦闘機の整備拠点になろうとしている。日本が武器輸出国になるのを防ごう」。西区の小川輝夫さん(70)は、「西区は業者が多い。安倍政権の経済対策に怒りが噴出している」。東区の服部茂子さん(79)は「毎月9日に宣伝している。やりたい放題の安倍首相を辞めさせよう」と述べました。
野党から、民進党・吉田統彦氏、共産党・大野ひろみつ氏、社民党・平山良平氏、自由党・西岡英明氏が連帯のあいさつ。吉田氏は、「戦争法は抑止力にはならない。総選挙に向け、各地の選挙でも野党共闘を実現していきたい」。大野氏は、「都議選、仙台市長選で、安倍政権ノーがはっきりと示された。野党と市民の共同で暮らしをよくする政治を実現しよう」。平山氏は、「政府は情報を一元管理し、国民に知らせない。安倍内閣を倒すために、私たちで情報発信していこう」。西岡氏は、「日本の景気を回復させるために、4党の力と知恵で共同し、経済問題を解決していきたい」と訴えました。
(8月2日 しんぶん赤旗)