愛知県新城市で日本共産党創立記念日の15日、もとむら伸子衆院議員を招いた党演説会が開かれ、総選挙躍進と、新城市議選(10月22日告示、29日投票・定数18)での複数議席獲得に向けた熱気に包まれました。
もとむら議員は、都議選での党躍進と自民党大敗を報告し、「自身へ降りかかる疑惑から逃げ続ける安倍首相に対して、保守層からも批判の声があがるなど国民の怒りの審判が下った。疑惑解明にいっそう追及をしていきたい」と訴え。党創立95周年にふれ、「苦しい時代もあったけど、今は党の躍進で注目も集まっている。野党共闘へのホンキの姿勢を国民に見せよう。新城市で複数議席を勝ち取り、総選挙で暴走する安倍政権を退陣に追い込もう」と強調しました。金原のぶゆき衆院愛知14区予定候補も訴えました。
前回市議選でトップ当選し、党議席の空白を克服した浅尾ようへい市議は、市政のムダづかいを追求し、国保税1人1万円の引き下げや非核平和都市宣言などの実績を報告。「市民病院充実、高齢者福祉、子育て支援、産廃施設の悪臭問題に取り組みたい」と政策を述べました。複数議席獲得に挑戦する川合まもる予定候補は、「人口減少で高齢独居や空き家問題、買い物弱者などが広がっている。困っている人を助けるのが政治の役目。共産党2議席実現でハコモノから生活応援の姿勢をつくっていこう」と呼びかけました。
訴えを聞いた男性(80)は、「共謀罪や戦争法で孫のことが心配。安倍政権のやり方は冗談じゃない。政治がボロボロにされてしまった」と語りました。
(7月21日 しんぶん赤旗)