ニュース

平和な沖縄守りたい 名古屋で50回目の行動

 
 「高江・辺野古 みんなの平和をまもれ名古屋アクション」が8日、名古屋市中区で開かれ、約50人が沖縄県の辺野古や高江で強行される新基地やヘリパッド建設に抗議の声をあげました。

 昨年7月30日から毎週土曜日夜に開かれ、今回で50回目。現地リポートあり。自然豊かな沖縄の写真などの展示、三線やドラムの塩蔵も。平和な世を願った「弥勒世果報(みるくゆがふ)や「今こそ立ち上がろう」を参加者で合唱。リレートークに拍手をする人、撮影する人、カンパを手渡す人など通行人の注目を集めました。

 呼びかけ人の二村優子さんがマイクを握り「私たちは沖縄の自然や動物、平和な島々を守りたいだけ。非暴力の抵抗に、本土からも機動隊が送り込まれ暴力による排除が行われている。絶対に屈しない。基地反対の声を名古屋からあげていこう」と呼びかけ。

 命どぅ宝あいちの新城正男さんは「官邸主導で国家の暴力行使が沖縄で行われている。人権侵害も甚だしい。全国で基地ノーの連帯を強め、安倍政権を退陣させよう」。辺野古の座り込みに参加するため、2月に名古屋から沖縄に移住した男性(66)は「4月ごろから機動隊の対応が変わった。機動隊に押し倒され大けがをする人もいる。座り込みが悪だと言わんばかり。法律も憲法も生きていない」と話しました。

 日本共産党のすやま初美参院選挙区予定候補も参加し、「憲法を踏みにじる人権侵害や理不尽は許せない。都議選で安倍政権の暴走に審判が下された。暴走極まる安倍政権を退陣に追い込むため、沖縄と連帯してがんばろう」と訴えました。

 二村さんは「アクション1周年となる29日は大きくやりたい。幅広い人たちに参加してほしい」と呼びかけています。毎週土曜日午後6時から名古屋市中区栄三越前で開催。

(7月12日 しんぶん赤旗)