愛知県西尾市議選(定数30、立候補35人)が25日投開票され、日本共産党の前職の前田修(61)、元職の牧野次郎(59)両氏が当選し、複数議席を回復しました。
党候補の地元から有力な新人が立つなど大激戦のなか、前田氏は3002票を獲得し7位、牧野氏は2921票を獲得し9位。両氏の合計得票5923票(得票率6・64%)で、前回(3人立候補、5109票、得票率5・62%)より814票伸ばしました。
昨年の参院選比例票の1・19倍、前回の衆院選比例票の1・09倍でした。公明党の得票(5809票、2人当選)を上回りました。
選挙戦では「日本共産党の2議席獲得で安倍暴走政治にノーの審判を」と訴え、PFI全面見直し、産廃処分場計画のストップ、学校教室にエアコン設置、特別養護老人ホーム増設、国保税引き下げなどの公約を訴え、市民の共感を広げました。
当選が判明した26日未明、喜びに沸く支持者を前に、前田氏は「市長選でPFI見直しを訴える新市長が誕生した。選挙で訴えた公約実現、市民のための市政に全力をあげる」、牧野氏は「多くの市民に支えられ前回選挙の雪辱を果たしうれしい。市民の期待に応える」と抱負を語りました。
(6月27日 しんぶん赤旗)