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市民・野党の共同広がる 半田で共謀罪反対の集会・パレード

 
 愛知県の知多半島地域の平和団体などでつくる共謀罪反対知多半島実行委員会は3日、半田市の雁宿ホール広場で「共謀罪ストップ!市民集会&パレード」を開き、150人を超える市民が参加しました。4月27日に同実行委員会を結成してから3回目の市民集会です。

 野党から日本共産党・もとむら伸子衆院議員、社民党・平山良平県連副代表、自由党・近藤靖治県連副会長がスピーチ。

 もとむら議員は「共謀罪は安倍首相が狙う改憲と戦争への治安立法」と批判、「国民を監視し、民主主義を破壊する『共謀罪』法案を阻止し安倍政権の悪政阻止へ、市民と野党の共同を広げる」と訴えました。

 リレートークで、ママの会@愛知の新美加寿奈さんは「社会を暗闇にする『共謀罪』は人の生き方に権力が介入するもの。怖い安倍政治は許せない」。戦争はゴミでやんすの会の中平猛さんはラップで『共謀罪』法案の廃案と平和を訴えました。

 実行委員会の稲生昌三事務局長は「世論調査で『共謀罪』反対が多数。政府の説明不足、拙速に採決するべきでないが7割以上」と述べ、「共謀罪の廃案、安倍政権の運動を強めよう」と強調しました。

 集会後、参加者は「監視社会NO」、「安倍政治許さない」のボードを掲げ市内をパレード。自動車の窓から手を振る人、「がんばって」と沿道の人から声をかけられました。

(6月7日 しんぶん赤旗)