愛知県西尾市で27日、市議選(6月18日告示、25日投票)での議席増と都議選・総選挙の躍進めざし、もとむら伸子衆院議員を迎えた日本共産党演説会が開かれ、用意したいすが足らないほどの参加者で、熱気に包まれました。
本村氏は、安倍政権が「森友」「加計」問題で、内部文書などを示されても調査せず、疑惑の解明を妨害し続けていると批判。「共謀罪」法案では、閣僚の国会答弁を紹介し、「内心の自由を侵害し、人とのつながりを抑制させ、政治を変えるための発言を委縮させる」と強調しました。さらに安倍首相の9条3項加憲発言について、「9条を死文化させ、自衛隊の海外での武力行使を無制限にするもので、絶対に阻止しなければならない。市議選での勝利は、都議選・総選挙へ大きな励ましになる」と述べました。
市議選(定数30)には、前田おさむ議員が旧一色町議員から10期目(市議3期目)に挑戦。元市議の牧野次郎予定候補が議席奪還を目指します。前田議員は「一社の利益のためのPFI事業は廃止し、コミュニティバスやタクシーなど地域住民の移動手段を拡充していく」、牧野予定候補は「世帯あたり県内2番目に高い国保税を引き下げ、暮らし守れ、福祉守れの住民の声を届ける」と訴えました。
党西三河議員団を代表して大村義則豊田市議が「議席増を勝ち取るため、全力を尽くしたい」と話しました。選対責任者の林浅吉さんは、「35人が立候補を予定し、激戦の様相。知り合いに支援を広げつくしてほしい」と呼びかけました。
(5月30日 しんぶん赤旗)