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「そうだ。野党は共闘」「共産党頼むぞ」 名駅前 党演説 膨らむ期待

 
 志位和夫委員長が名古屋駅前で訴えた街頭演説会(20日)には、猛暑のなか、通行人が次々と足を止め、聴衆の輪がどんどん膨らみ「すごい人だ」と声があがるほどの熱気に包まれました。

 ゲストスピーチで「ストップ・イット・アベ名古屋アクション」の斎藤蝶一郎さんは「昨年の参院選は私たち市民が『野党がんばれ』、『野党は共闘』と声をあげ、成果をあげた。国民の声を無視し、憲法を守らない、安倍政権打倒を実現するため、総選挙で市民と立憲4野党の共闘を実現し、政権交代させよう」と訴え、大きな拍手が沸き起こりました。

 「そうだ。野党は共闘」と声援を送った和泉淳也さん(42)は「以前は他党に投票していた。マスコミ報道で共産党が安保法制(戦争法)や参院選で市民の声を聞いて野党共闘にがんばっていることを知って共産党を応援するようになった。参院選は票を入れただけだったが、総選挙は何か手伝いたい」と語りました。
 衆院東海ブロック比例予定候補の、もとむら伸子、しまづ幸広の両衆院議員、中野たけし予定候補、小選挙区予定候補(9人)が勢ぞろい。もとむら議員は「みなさんの願いを届ける貴重な党議席。総選挙で比例東海ブロック2議席から3議席獲得へ大きなご支援を」と訴えました。

 樽井直樹弁護士が「『共謀罪』法案が成立すれば、盗聴やおとり捜査など捜査機関の暴走の危険がある。市民と野党が力を合わせて法案成立を阻止しよう」と呼びかけます。

 志位委員長の演説に、「共産党、頼むぞ」と声をあげ拍手を送っていた谷澤徹さん(54)は「憲法9条の改憲をもくろむ安倍晋三首相を退陣に追い込む必要がある。共産党の森友学園追及はすばらしかった。新たな安倍首相の関与が疑われる加計学園問題も徹底追及してほしい」と語りました。

 初めて党演説会に参加した玉井和代さん(61)は「志位さんはテレビで見るより迫力があって、話もわかりやすかった。共産党が市民と野党の架け橋になっている姿勢もすばらしいと思った」と話しました。

(5月23日 しんぶん赤旗)