平和と民主主義、社会進歩のために生涯をささげた人たちを追悼、合葬する愛知解放運動戦士第26回合葬追悼会が14日、愛知県日進市の五色園でしめやかに行われました。
園内の「いしずえの碑」には、今年新たに34人が合葬され、遺族や関係者が献花。「碑」には、合葬者の全氏名(1563人分)を刻んだ銅板が納められました。
追悼会では、主催者を代表して渥美雅康「碑」維持管理委員会委員長(弁護士)が「激動する国内外の政治状況のもと、社会進歩と革新、平和と民主主義をめざす運動に貢献された、みなさんの運動に学び新たな前進につとめる」とあいさつしました。
追悼の言葉を述べた日本共産党の岩中正巳県委員長は「故人の尊い遺志を受け継ぎ、安倍政権がすすめる『共謀罪』や改憲など暴走を阻止し、市民と野党の共同を広げ、総選挙勝利へ全力を尽くす」と決意を述べました。
もとむら伸子、しまづ幸広両衆院議員、武田良介参院議員の追悼電文が紹介されました。
遺族を代表して故鈴木さなえさんの夫・幸男さん、石黒巧さんの娘・わしの恵子さん(愛知県議)があいさつしました。
追悼会に先立ち、遺族でつくる「愛知いしずえ会」(武田節会長)が総会を開きました。
(5月16日 しんぶん赤旗)