愛知県では、県中央メーデーが名古屋市中区の白川公園で、地域メーデーが豊橋、安城、瀬戸、春日井、江南、一宮6市で開かれ、県全体の参加者は3800人を超えました。
県中央メーデーには、「残業代ゼロ法案反対」「共謀罪NO」と思いを込めたデコレーションやプラカードを持った労働者ら2800人が参加しました。
榑松(くれまつ)佐一愛労連議長は「私たちは8時間働ければ、ふつうに暮らせる社会を求めている。政府の『働き方改革実行計画』は過労死も格差も容認するもの。政府は労働者を保護し違法な『働き方』を規制すべき」と訴えました。
名古屋過労死を考える家族の会の内野博子さんは「過労死した遺族の意見も聞かず策定された『働き方改悪』は絶対に認められない」、県弁護士会の花井増實弁護士は「民主主義を壊す危険な法案を弁護士会として絶対に許すわけにはいかない」と強調しました
日本共産党の岩中正巳県委員長は、もとむら伸子衆院議員、わしの恵子県議とともに壇上に立ち、「市民と野党の共同を広げ、安倍政治の転換へ全力をあげる」と述べました。自由党、社民党、新社会党の代表も激励のあいさつをしました。
(5月2日 しんぶん赤旗)