愛知県労働組合総連合は3日、県下各地の入社式会場前などで新入社員などを応援するフレッシャーズ宣伝をおこないました。
名古屋市中区では榑松(くれまつ)佐一愛労連議長ら組合員20人が参加し、入社式に向かう新入社員らに「働く者の権利手帳」(全労連作製)を配布しました。
榑松議長らが「配布している権利手帳は働く私たちがどんな権利をもっているかを紹介したものです。正規・非正規を問わず、賃金から労働時間、労働災害、セクハラ・パワハラまで知れば役立ちます。手元に置いて活用しましょう」と訴えました。
金融機関に入社した男性(23)は「先日まで5日間の新人研修がありました。講師から労基法について少し説明がありました。何かあったときに役立つと思います」と権利手帳を大切そうにカバンに入れました。
組合員に「手帳をください」と声をかけた男子高校生(17)は「コンビニでアルバイトをしています。ブラックバイトなど新聞で報道されていて心配です。もらった手帳で労基法を勉強します」と話しました。
(4月7日 しんぶん赤旗)