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森友 日報 本質見えた 戦争法廃止へ1000人集う

 
 「安倍政権を退陣させよう」「戦争法は絶対廃止」―。名古屋市中区で19日、安倍内閣の暴走を止めよう!あいち集会が開かれ、市民ら1000人が春の陽気のなか怒りの声をあげました。

 共同行動実行委員会の長峯信彦愛知大学教授が主催者あいさつで「森友学園で明らかになった安倍政権の本質は身内に甘く、歯向かう者に厳しい政治。こんな政治は一日も早く止めなきゃいけない」と呼びかけました。

 国民救援会の森下東治副会長は共謀罪や秘密ほぼ法など戦前回帰を狙う安倍政権を批判。飯島滋明・名古屋学院大学教授は、「海外派兵は明確な憲法違反」と指摘し「戦争法廃止までたたかい続ける」と表明。沖縄の写真を撮り続ける写真家・浅見裕子さんが不当逮捕された縄平和運動センターの山城博治議長の保釈を報告すると、会場から大きな拍手があがりました。市民と野党をつなぐ会@愛知の伊藤いくえさんは「次の選挙で、与党・改憲勢力に勝たせるわけにはいけない。暮らし、平和、未来に1票を投じてほしい」と訴えました。

 民進党の近藤昭一、日本共産党のもとむら伸子両衆院議員が連帯のあいさつ。民進党の山尾志桜里衆院議員がメッセージを寄せました。

 参加者は、「追及しよう!森友疑惑」、「防衛省の情報隠し許さない」などコールし、繁華街を練り歩きました。手作りのむしろ旗を持って参加した女性(68)は、「やりたい放題の政権許せない。ひとりでも多くの人が参加して、声を上げなければ戦前に戻されてしまう」と語りました。

(3月21日 しんぶん赤旗)